タイ西部ミャンマー国境でガソリン枯渇 給油待ち3kmの大渋滞

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タイ西部のミャンマー国境に面するターク県メーソートで、ガソリンスタンドの燃料が一斉に枯渇し、ドライバーが殺到するパニック状態に陥った。当局は地元住民への供給を優先するため、ミャンマーから越境してきた車両への燃料販売を全面的に停止する異例の措置に踏み切った。

メーソートはミャンマーとの貿易や人の往来が盛んな国境の町で、タイ側から物資を求めて越境してくるミャンマー車両も多い。日本人旅行者やビジネス関係者にとっても、ミャンマーへの陸路入国の拠点として知られている。

■早朝4時から殺到、前夜から車中泊の人も

燃料を求めるドライバーの殺到は月曜日の早朝4時から始まった。メーソートからターソンヤンへ向かう幹線道路には、給油待ちの車列が最大3キロメートルにわたって連なり、深刻な交通渋滞を引き起こした。地元の情報によれば、列の先頭を確保するため日曜日の夕方から車中で一夜を明かしたドライバーもいたという。

午前中のうちにメーソート郡内のほとんどのガソリンスタンドが全種類の燃料の在庫切れを宣言し、多くの施設がその日の営業を打ち切った。影響はメーソートを含む5つの郡に広がった。

■割り込みで口論も、警察が秩序維持に出動

給油待ちの列が膨れ上がるにつれ現場の緊張感は高まり、割り込みをめぐる口論が各所で発生。地元警察や行政当局が秩序を保つために人員を配置する事態となった。地元住民の生活に直結する問題であることから、メーソート郡内のスタンドではミャンマーナンバーの車両への販売を厳しく禁じる措置が講じられた。

■夕方にはタンクローリー到着の見込み

多くのスタンドは丸一日にわたり閉鎖された状態が続いたが、夕方遅くにはタンクローリーが到着し、備蓄が補充される見通しだ。ターク県では今後、同様の混乱が繰り返されないよう供給体制の見直しが求められそうだ。(タイ国営通信TNAの報道による)

出典: Bangkok Post

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