プーケットのステーキ店で外国人が食い逃げ 防犯カメラに一部始終

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タイ南部の人気リゾート地プーケットで、外国人男性がステーキハウスで食事代を支払わずに逃走する事件が発生した。その一部始終が防犯カメラに記録されていた。

事件が起きたのは3月3日夜9時ごろ。現場はプーケット島北西部のチョンタレー地区にあるステーキレストランで、バンタオビーチやラグーナ・プーケットなど外国人観光客が多く集まるエリアとして知られる。

地元メディア「プーケット・タイムズ」が3月4日にFacebookで報じたところによると、男性は店で最も高級とされる約500グラムのステーキを注文。食事を済ませた後、トイレに行くふりをして席を立ち、トイレ付近の裏口から店を抜け出してバイクで逃走したという。店舗名は公表されていない。

公開された防犯カメラの映像には、男性が一人で食事を終えて店の奥へ歩いていく姿がはっきりと映っている。その後、ウェイトレスがテーブルを確認したものの、客がトイレに行っただけだと思い込み、食い逃げにすぐには気づかなかったという。スタッフが異変を察知するまでにどの程度の時間がかかったかは明らかにされていない。

プーケットで外国人観光客による食い逃げが報じられるのは今回が初めてではない。2024年3月には外国人カップル2組がそれぞれ別のレストランで代金を踏み倒し、未払い額は1組が1,823バーツ(日本円で約8,000円)、もう1組が467バーツ(約2,000円)だった。さらに2024年1月には、ロシア人カップルがプーケット島内の複数の飲食店で食い逃げを繰り返した疑いが浮上。一部の店舗経営者は、このカップルが「お金がない」と主張して無料で食事を要求することもあったと証言している。

プーケット・タイムズは、過去の食い逃げ事件では防犯カメラの映像が警察に提出されたにもかかわらず、逮捕に至ったという情報が出てこなかったケースが多いと指摘している。また、こうした被害は飲食店にとどまらず、プーケットやパタヤといったタイの主要観光地では、バーやナイトクラブなどの娯楽施設でも外国人客が飲食代を払わずに立ち去る事例が報告されているという。タイでは観光業が経済の柱であるだけに、こうしたトラブルの頻発は現地の飲食業界にとって深刻な問題となっている。

出典: Bangkok Post

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