イラン紛争の激化により、中東の航空業界が大混乱に陥っています。イランが米国とイスラエルの攻撃に対して報復攻撃を実施したことで、ドバイやドーハなどの主要ハブ空港が次々と閉鎖され、パンデミック以来の規模となる世界的な航空輸送の混乱が起きています。
日曜日の時点で、フライト追跡サイトFlightAwareによると、世界全体で6700便以上が遅延、1900便が欠航しており、前日の数千便に加えてさらに増加しています。
■ 中東の主要空港が相次いで閉鎖
イランとイスラエルの攻撃の応酬受けて、イラン、イラク、イスラエル、シリア、クウェート、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)が自国の空域を部分的または全面的に閉鎖しました。特に国際線旅客数で世界一を誇るドバイ国際空港とドーハの空港が機能停止したことの影響は甚大です。
■ 欧州系・アジア太平洋系の大手航空会社が一斉に運航中止
エミレーツやエティハドなどの湾岸系航空会社が運航便の30~40%以上をキャンセルしているほか、エール・フランス、ブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザなど欧州系の大手航空会社も3月初旬まで中東便の運航を停止しています。
アジア太平洋地域ではインドの大手航空会社インディゴとエア・インディアが中東全路線を停止。香港のキャセイパシフィック航空やパキスタン国際航空も同様に便の運休を発表しています。
一方、日本の全日本空輸(ANA)や豪州のカンタス航空など一部の航空会社は、現時点では運航中止を発表していません。
■ 日本人旅行者への影響
ドバイはタイ同様、アジアの主要な国際線ハブとして日本人ビジネスマンや観光客にも利用されています。今回の混乱の長期化は、日本と中東を結ぶ航空網にも直結する影響が出る可能性があり、今後の情報確認が重要です。
出典: Bangkok Post



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