トランプ大統領は土曜日、イランに対する大規模な軍事作戦を開始したと発表した。米国とイスラエルの共同攻撃により、イランの首都テヘランでは大規模な爆発が相次ぎ、住民たちは大統領官邸周辺から立ち上る煙を目撃している。
トランプ大統領は声明で「われわれの目的はイラン政権による差し迫った脅威を排除し、アメリカ国民を守ることにある」と述べた。また、ソーシャルメディアを通じてイラン国民に向けても「自国の政府を引き継ぐチャンスが到来した。おそらく何世代にもわたって唯一のチャンスになるだろう」とメッセージを発信している。
中東情勢に詳しい関係者によると、中東周辺の基地や空母から戦闘機による数十回の攻撃が実施されており、今回の作戦規模は昨年6月の核施設爆撃よりはるかに広範囲に及ぶ見通しだ。米当局者は作戦が数日間続く可能性があると述べている。
イスファハンやカラジを含むイラン国内複数都市でも爆発音が確認された。テヘラン在住のアリ・ゼイナリプール氏は、パスツール通り付近から立ち上る巨大な煙を目撃し、娘の学校から迎えに向かったが、女子生徒たちは階段の下に隠れて泣いていたと語った。
こうした事態を受けて、イスラエルのカッツ国防相は国家非常事態宣言を発令すると発表。イランの報復攻撃に備え、全国で防空警報が鳴り響き、学校や職場の閉鎖が指示された。
緊張の背景には、1月初旬にトランプ大統領がイランの反政府デモ支援を公約したことがある。これを受けてイラン政府は流血の弾圧を実施したとされている。両国は木曜日にスイスで核計画について仲介交渉を行ったが、進展なく終了。来週ウィーンでの再会談を予定していたが、最終的には軍事衝突へと至った。
米国は昨年6月にもイランの核施設を爆撃した経歴がある。当時トランプ大統領はイランの核計画が「壊滅した」と述べていたが、その後、機能低下に留まったことが明らかになっている。今回の大規模作戦はこの核問題をめぐる対立の深刻化を象徴している。
出典: Bangkok Post



コメント