盲目のミャンマー難民がNY警察に放置され死亡、調査要求

ニューヨーク州バッファローで2月24日、盲目のミャンマー難民ヌルル・アミン・シャー・アラム氏(2児の父)が死亡した状態で発見された。ミャンマーの政情不安から米国への亡命を希望し、2024年12月に入国した同氏の急死は、米国の難民受け入れ体制に深刻な疑問を投げかけている。

事の経緯は深刻だ。2月19日、エリー郡の拘置所から保釈金を払って釈放されたシャー・アラム氏は、米国税関・国境警備局(CBP)職員によってティム・ホートンズコーヒー店に「放置」された。視覚障害があり英語が話せない同氏は、その後行方不明となり、弁護士が22日に届け出た。しかしバッファロー警察は、同氏がICE(米国移民税関捜査局)の拘束下にあると判断して行方不明事件を誤って閉鎖。数日後に死亡した状態で発見されたのだ。

死亡に至る以前の2月15日、視覚障害で杖を持たず迷った同氏は、寒冷の中で他人の玄関先にたどり着き、カーテンレールを杖代わりに使用したとして暴行と器物損壊で拘束されていた。

CBPの公式見解では、警察官は移動支援を申し出てコーヒー店へ連れていったとするが、バッファロー市長は「冬の夜に英語が話せない盲目の男性を独り放置した行為は非専門的で非人道的だ」と厳しく非難。下院議員のティム・ケネディ氏も「防げたはずの死」として、複数レベルでの透明性のある調査を要求している。

なお、タイはミャンマーからの難民受け入れで国際的な役割を果たしており、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)もタイを難民への就労支援国として評価している。

出典: Bangkok Post

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