中東紛争深刻化でタイ人救出作戦 政府が緊急避難便を指示

政治社会

中東情勢の緊迫化を受け、アヌティン首相は同地域に滞在するタイ人の緊急避難作戦を指示した。特にイランからの邦人帰国を最優先とする24時間体制の対応が始まっている。

アヌティン首相は日曜日のフェイスブックで、イランとイスラエルで足止めされているタイ人市民の避難手配を急いでいることを明らかにした。内相兼務のアヌティン首相によると、中東地域には数万人のタイ人が居住・就労しており、彼らの安全確保が最優先課題だという。

タイは紛争当事国ではないものの、イラン周辺など高危険地域に多くのタイ人労働者が滞在している。政府はシハサック外相や空軍司令官らと連携し、段階的な避難計画を策定中だ。外務省は事態監視と情報集約のため常設の対応センターを設置。治安機関は24時間体制で最新情報を提供している。

アヌティン首相は首相府や財務省、労働省など関連省庁に対し、避難作戦への人員と資源の最大限投入を指示した。”政府はタイ人の安全確保と迅速な帰国に全力で取り組む”とコメントしている。

一方、中東危機の世界経済への波及懸念も認めつつ、タイ経済への影響緩和策を加速させる方針も表明した。

外務省は、中東在住者に対し冷静さを保ち屋内または指定避難所に留まること、現地当局の指示に従うことを呼びかけている。状況が安定するまで中東への新規渡航も控えるよう勧告。緊急時は最寄りのタイ大使館またはバンコクの領事局ホットライン(0-2572-8442)に連絡するよう案内している。

出典: Bangkok Post

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