バンコク北部ノンタブリー県にある大規模住宅地「ムアントンタニ」のコンドミニアムで3月14日、白昼の銃撃戦が発生し、住民らが一時パニックに陥った。
ムアントンタニは、バンコク都心から車で約30分の距離にあるタイ最大級の住宅・商業複合エリアで、複数の高層コンドミニアムに数千人が暮らしている。日本人駐在員や長期滞在者も周辺に居住しており、在タイ日本人の間でも関心が高い地域だ。
■レストラン付近の口論から発砲に発展
事件はC2棟近くのレストラン付近で起きた。目撃者の証言によると、複数の男が激しく口論した後、セダン型の乗用車を取り囲むようにして発砲を開始した。突然の銃声に住民たちは安全な場所を求めて逃げ惑い、周辺は騒然となった。
■セダンが包囲を突破し逃走する映像も
住民が撮影した動画には、セダンの運転手がその場にとどまり、反撃する構えを見せる様子が映っていた。車は一度バックした後、銃弾が飛び交う中を前方に加速。一時は他の車両に囲まれて身動きが取れなくなったものの、最終的に包囲を突破して走り去った。映像からは複数回にわたる銃声が確認されている。
■背景に薬物捜査か 運転手はその後逮捕
初期の報道では、薬物事件の容疑者を拘束しようとした警察官が関与していた可能性が伝えられている。タイでは警察がおとり捜査や強制的な容疑者追跡など広範な権限を持つが、人口密集地の住宅エリアでこれほど激しい銃撃戦が起きるのは極めて異例だ。
その後、SNS上の続報でセダンの運転手が警察に逮捕されたことが確認された。事件の詳しい経緯や背景については現在も捜査が続いており、新たな情報が入り次第、続報をお伝えする。
出典: Bangkok Post



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