タイ全土で児童ポルノ一斉摘発 日本でも注目の4人逮捕

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タイ警察のインターネット対児童犯罪捜査隊(TICAC)は、全国4か所を一斉に捜索し、児童ポルノの製造・販売に関与していた男4人を逮捕したと発表した。TICACは、タイ国家警察傘下のサイバー犯罪対策を専門とする部隊で、近年はSNSを通じた児童の性的搾取への取り締まりを強化している。

TICACのティーラノン・マンモンコン隊長によると、捜査チームは複数のSNSプラットフォーム上の証拠をもとに捜索令状を取得。バンコク、サムットプラカーン県、チョンブリ県、アユタヤ県の4か所で同時に捜索を実施した。

バンコク・ラートクラバン区では、テレグラムのチャットグループを管理していたニティパット被告(37)を逮捕。押収したスマートフォンからは、18歳未満の未成年者のわいせつ画像や、公衆トイレで隠し撮りされた動画が多数見つかった。グループメンバーから金銭を受け取っていた証拠も確認されたという。

バンコク近郊のサムットプラカーン県では、X(旧ツイッター)上で「ta-rittv2」というアカウントを使用していたタクリットカモン被告(30)を逮捕。自ら撮影した児童ポルノを同プラットフォームで共有していたことを認めた。

パタヤなどのリゾート地で知られるチョンブリ県では、テレグラム上で「ピーター・ウーゼット」と名乗り児童ポルノを販売していたクリアンサック被告(30)が逮捕された。販売していた動画に映っていた少女が16歳であることが判明し、捜査の端緒となった。

また、アユタヤ県バンパイン郡ではパヌポン被告(23)が逮捕され、押収された携帯電話からは14歳の少女のわいせつ画像が見つかった。被告は自ら撮影し、2019年から保存していたことを認めているという。

4人はいずれも、わいせつコンテンツのコンピューターシステムへの取り込み、児童ポルノの所持、および商業目的での頒布の罪に問われている。ティーラノン隊長は、児童の性的搾取に対する全国的な取り締まりを今後も継続する方針を示した。

タイでは児童買春や児童ポルノに対して厳しい刑罰が科されるが、SNSの普及に伴いオンライン上での児童搾取が深刻化しており、当局は国際機関とも連携しながら摘発を進めている。

出典: Bangkok Post

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